高年者部会

お知らせ


市民公開講座~自分の望む場所で幸せに暮らし続ける為に今、考えておきたいこと~

を開催しました。


 高年者部会では、部会のテーマである「自分の望む場所で暮らし続けるために今、考えたいこと」を地域で考え取り組んでいけるよう、毎年巡回で市民公開講座を開催しています。

 今年は10月16日(日)に清見中学校において、住み慣れた地域で暮らすためにACP(※)を共有する機会として、地域の介護・福祉・医療に携わる事業所と連携して開催し、当日は地域住民をはじめ107名の方が来場されました。

 今回は、清見診療所の阪哲彰ばんてつあき先生を講師にお招きし、「長寿社会を明るく生きるための心・技・体」と題してご講演いただきました。

講演の要旨は次のとおりです。

 

・超高齢社会を迎え、健康に自宅や住み慣れた地域で生活するためには「人生ラスト10年問題」にどう対策するかが大切。

・その解決のためには、体(身体的機能)技(社会的機能)心(精神的機能)の3つを老化させず機能を維持することが重要。

・周囲に自分のことをよく知ってもらうことは自分らしく生きるためでもあり、終活やエンディングノート(終活ノート)、自分の生活を支える信頼あるサポートする人とのつながりが大切。

 

 講演後には、清見町及び周辺の介護・福祉・医療の事業所10団体から、それぞれの施設の特色や利用サービスについての紹介がありました。自分の住む地域にある施設について事前に知っておくことは、将来に備える安心材料の一つになったと思います。

 高年者部会では、自分らしい生き方ができる地域づくりを目指し、今後も関係機関と連携していきます。 

 

※ACP(アドバンス・ケア・プランニングの略:もしものときのために、自らが望む医療や介護について前もって考え、話し合い、共有すること)

【参加者アンケートより】

・今まで10年後についてあまり考えなかったが、改めて考える必要があると思った。

・いろいろな施設説明があり役に立った。

・年をとっても運動や社会に関わっていくことが大切だということが分かった。

・これからも、人との関わりや社会との関わりを楽しもうと思う。